19日、浦和競馬場で行われた埼玉新聞杯(3歳上、南関東G3・ダート1900m)は、山田信大騎手騎乗の4番人気
ケイアイミリオン(牡7、大井・中村護厩舎)が、2番手追走から3角手前で先頭に立つと、好位から脚を伸ばした5番人気
サクラハーンに4馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは1分58秒1(重)。さらに1.1/2馬身差の3着には1番人気
ティーケーツヨシが入った。
勝った
ケイアイミリオンは、父アフリート、母トーダンサー(その父Nureyev)という血統。01年2月に美浦・秋山雅一厩舎からデビュー。コンスタントに勝ち星を挙げるも、04年10月の赤富士S(1600万下)を最後に大井・中村護厩舎に転厩。大井移籍初戦となったハッピーナイト賞を2着と好走し、続く
シーサイドCでは4馬身差をつけて圧勝するも、重賞初挑戦となった8月のサンタ
アニタT(南関東G3)は、1番人気に推されるも9着に敗れていた。前走スポーツニッポン賞・5着からここに臨んでおり、この勝利で重賞初制覇、通算成績を19戦7勝(JRA通算14戦5勝)とした。
鞍上の山田信大騎手、管理する中村護調教師共に同レース初制覇となった。