秋華賞一夜明け、ミッキークイーン陣営「ホッとしました」

2015年10月19日 14:30

レース後もしっかりとカイバを食べており、レコード勝ちの反動や極端な疲労は見せていなかったミッキークイーン(撮影:花岡貴子)

 第20回秋華賞から一夜明けた19日、優勝したミッキークイーンは自厩舎で静養していた。レース後もしっかりとカイバを食べており、レコード勝ちの反動や極端な疲労は見せていなかった。

「とにかくよかった。ホッとしました」と中沢助手は笑顔を見せる。デビューから担当している斎藤助手が休養中のため、ローズSの翌週から中沢助手がピンチヒッターで担当を務めている。
「すごく扱いやすい馬なので、馬自体で苦労を感じてはいません。ただ、GIで人気になる馬なので、自分自身に対してプレッシャーを強く感じていました。それだけに、勝ってくれてホッとしています。」

 馬体は細身だし、もともとカイバ食いがいいほうでもない。しかし、秋華賞前はしっかりカイバを食べていたという。
「追い切りのあとに少しだけカイバを食べる量が減ったくらいで、しっかり食べてくれています。これまでの状態と細かな比較はできませんが、馬体重もマイナス4キロと大きく減らなくてよかったです」

 本番の秋華賞、中沢助手はゲートに付き添ったため、スタート後にすぐにスタンド前から検量室前に向かって走り、レースを見ていた。
「(移動後に)ちゃんと見れたのは直線のあたりからですね。抜け出す前にちょっとモタモタしていたので『うーっ』と思いながら見ていました」

 しかし、抜け出してからは実に強かった。
「そうですね。落ち着いて一生懸命走ってくれました。レース前も馬房や馬場では時々チャカチャカしたりするだけで基本的には落ち着いていました。レース後も普段と変わりません」

 次走は「馬の状態を見てから決める」(池江師)とのことで未定だが、エリザベス女王杯が有力だ。

(取材・写真:花岡貴子)

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