14日、京都競馬場で京都ジャンプS(3歳上・JGIII・障害3170m)が行われ、中団でレースを進め、最後の3〜4コーナーで4番手まで上がった森一馬騎手騎乗の3番人気ダンツミュータント(牡6、栗東・本田優厩舎)が、直線の最終障害を越えて一気に脚を伸ばし、好位追走から一旦先頭に立っていた6番人気ニジブルーム(牡7、栗東・山内研二厩舎)をゴール前で捕らえ、これにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分35秒2(稍重)。
さらに1.3/4馬身差の3着に2番人気ウォンテッド(牡5、栗東・松田国英厩舎)が入った。なお、1番人気ルールプロスパー(牡10、栗東・北出成人厩舎)は9着に終わった。
また、9番人気ミヤコデラックス(牡6、美浦・菅原泰夫厩舎)と10番人気トウケイゴールド(牡5、栗東・清水久詞厩舎)は落馬により競走を中止した。完走は9頭。
勝ったダンツミュータントは、父マイネルラヴ、母ウメノローマン、その父リードワンダーという血統。障害9戦目で重賞初制覇を果たした。また、鞍上の森一馬騎手にとってもこれが初めての重賞勝利となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆ダンツミュータント(牡6)
騎手:森一馬
厩舎:栗東・本田優
父:マイネルラヴ
母:ウメノローマン
母父:リードワンダー
馬主:山元哲二
生産者:野坂牧場
通算成績:33戦6勝(重賞1勝)