ドリブン、ハナ差凌いで初勝利

2005年11月06日 10:05

 6日、京都競馬場で行われた4R・2歳未勝利(芝1600m)は、武豊騎手騎乗の2番人気ドリブン(牡2、栗東・坂口正大厩舎)が、道中3番手追走から直線抜け出すと、後方から追い込んだ10番人気ワイズユースをハナ差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分35秒6(良)。同馬は父ウェイオブライト、母トップバナナ(その父ドクターデヴィアス)という血統。10月のデビュー戦(京都・芝1600m)は2着に敗れており、2戦目での初勝利となった。通算成績2戦1勝。ウェイオブライト産駒は、これがJRA現2歳世代初勝利となった。

 京都3R・2歳未勝利(芝1200m)は、川田将雅騎手騎乗の6番人気ラプタル(牝2、栗東・岡田稲男厩舎)が序盤から先手を奪うと、直線でも逃げ脚は衰えず、大外から追い込んだ3番人気セキサンフジをハナ差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分09秒7(良)。同馬は父サクラバクシンオー、母コミニュケーション(その父マルゼンスキー)という血統。半姉に02年秋華賞(GI)でファインモーションの3着に入ったJRA現5勝のシアリアスバイオ(牝6、栗東・藤原英昭厩舎、父タマモクロス)がいる。デビュー戦(阪神・ダート1200m)は逃げて3着に好走。続く2戦は前々の位置でレースを進めるも12、8着に敗れていた。通算成績4戦1勝。サクラバクシンオー産駒は、JRA現2歳世代15頭目の勝ち上がりとなった。

 京都2R・2歳未勝利(ダート1200m)は、川田将雅騎手騎乗の1番人気エリモインプレス(牝2、栗東・五十嵐忠男厩舎)が好位の外を追走し、直線入り口で先頭に立つと後続との差を広げ、後方から追い込んだ11番人気ケイアイシュンライに6馬身の差をつけ圧勝した。勝ちタイムは1分13秒5(良)。同馬は父エルコンドルパサー、母エリモエキスプレス(その父サクラユタカオー)という血統。叔母にJRA・6勝を挙げ、01年京都金杯(GIII)では2着に好走したエリモセントラルがいる。デビュー戦(京都・ダート1200m)は中団から追い上げるも、勝ったスズノケーティング(牡2、栗東・五十嵐忠男厩舎)から8馬身離された3着だった。通算成績2戦1勝。エルコンドルパサー産駒は、JRA2歳世代8頭目の勝ち上がりとなった。

 京都1R・2歳未勝利(ダート1400m)は、幸英明騎手騎乗の9番人気ワンダールビアノ(牡2、栗東・領家政蔵厩舎)が、2番手追走から一旦は中団に下がったものの、直線で盛り返し、逃げた2番人気エイシンダンベリーをクビ差捕らえて優勝した。勝ちタイムは1分26秒4(良)。同馬は父Rubiano、母クリヨン(その父Caerleon)という血統の米国産馬。従兄に04、05年セントウルS(GIII)を連覇したゴールデンキャスト(牡5、栗東・橋口弘次郎厩舎)がいる。10月23日のデビュー戦(京都・ダート1200m)は13着に敗れていた。通算成績2戦1勝。

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