サクラセンチュリー、接戦を制して重賞3勝目

2005年11月06日 15:39

 6日、東京競馬場で行われたアルゼンチン共和国杯(3歳上、GII・芝2500m)は、佐藤哲三騎手騎乗の3番人気サクラセンチュリー(牡5、栗東・佐々木晶三厩舎)が、中団追走から直線で先に抜け出した14番人気マーブルチーフをゴール前でアタマ差捕らえて優勝した。勝ちタイムは2分32秒4(良)。さらに1馬身差の3着には2番人気コイントスが入り、1番人気に推されたデルタブルースは直線伸び切れず5着に敗れた。

 勝ったサクラセンチュリーは、父サクラローレル、母サクラヒラメキ(その父ノーザンテースト)という血統。叔父に94年弥生賞(GII)、96年七夕賞(GIII)を勝ったサクラエイコウオー(父マルゼンスキー)がいる。02年9月にデビューし、4戦目で初勝利。以後、コンスタントに勝ち星を重ね、04年鳴尾記念(GIII)で重賞初制覇し、日経新春杯(GII)も制して重賞2連勝を飾っている。続く阪神大賞典(GII)4着後、調教中に左寛跛行を発症し、目標としていた天皇賞・春(GI)を回避していたが、9月に行われた朝日チャレンジC(GIII)で戦列に復帰していた。復帰初戦は6着、続く京都大賞典(GII)を5着とやや精彩を欠いていたが、復帰3戦目となる今回で重賞3勝目を飾った。通算成績21戦7勝。

 鞍上の佐藤哲三騎手は、ユーセイトップランで制した98年以来、同レース2勝目。管理する佐々木昌三調教師は、同レース初制覇となる。JRA重賞は、佐藤哲三騎手が10月29日にサンライズバッカスで制した武蔵野S(GIII)に続く通算29勝目。佐々木昌三調教師は、10月29日にコスモサンビームで制したスワンS(GII)に続く24勝目。

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