ヨウチエンコース初陣V、小崎師「取りあえず卒園はできましたね」/京都新馬

2015年11月29日 12:00

楽々と逃げ切り勝ちを収めたヨウチエンコース=京都競馬場

「2歳新馬」(京都6R・ダート1400m)

 力強く逃げ切りV。5番人気のノボジャック産駒ヨウチエンコース(牡、栗東・小崎)がライバルの追撃を振り切った。タイムは1分27秒7。ダート入ったところで主導権奪取を決定づけると、最後まで脚色は衰えなかった。98年のオークス馬エリモエクセルは母の半姉にあたる。1馬身1/4差の2着は直線で差を詰めた3番人気のスーセントマリー、さらに1馬身半差の3着には2番人気のメイショウミラコロが入った。なお、1番人気のオリエンタルローズは2番手から脱落。5着でのゴールだった。

 交流重賞でノボジャックに2度乗ったことのある小牧は「おとなし過ぎる。むっちゃ素直。父みたいに走ってくれるといいね」と先々に期待を寄せた。小崎師は「今後もダートの短いところでしょう。名前?取りあえず卒園はできましたね」と話した。

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