京都ハイJ、テイエムドラゴンが快勝

2005年11月12日 14:15

 12日、京都競馬場で行われた京都ハイJ(JGII、芝3930m)は、西谷誠騎手騎乗の2番人気テイエムドラゴン(牡3、栗東・小島貞博厩舎)が道中は中団を追走、4角手前で先頭に並びかけると直線は後続を突き放し快勝した。勝ちタイムは4分33秒2(稍重)。4馬身差の2着に圧倒的1番人気(130円)に支持されていたアズマビヨンド、さらに1.1/2馬身差の3着に3番人気オンワードラトゥルが入った。

 勝ったテイエムドラゴンは、父アドマイヤベガ、母ヤエシラオキ(その父マルゼンスキー)という血統。04年11月に京都競馬場でデビューするも、平地では9戦して未勝利。前走から障害に転向し、初勝利を挙げていた。今回の勝利で障害連勝、ジャンプ重賞初勝利となった。通算成績11戦2勝(障害2戦2勝)。現3歳世代が初年度産駒となるアドマイヤベガ産駒は、04年札幌2歳S、05年共同通信杯(共にGIII)を制したストーミーカフェに続き、2頭目の重賞勝ちとなった。

 鞍上の西谷誠騎手、管理する小島貞博調教師共に同レース初制覇。JRA重賞は、西谷誠騎手がオンワードメテオで制した02年東京ハイJ(JGII)以来、通算5勝目。小島貞博調教師共は、テイエムチュラサンで制した今年のアイビスSD(GIII)以来、通算2勝目となった。

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