13日、東京競馬場で行われた3R・2歳未勝利(芝1800m)は、北村宏司騎手騎乗の2番人気マチカネゲンジ(牡2、美浦・藤沢和雄厩舎)が、中団追走から直線で逃げた1番人気マイネルスケルツィをハナ差捕らえて優勝した。勝ちタイムは2歳レコードとなる1分47秒6(良)。さらに2馬身離れた3着には3番人気アポロキングダムが入った。
勝ったマチカネゲンジは、父サンデーサイレンス、母マチカネササメユキ(その父Woodman)という血統。全姉にJRA現3勝を挙げているマチカネエンジイロ(牝4、美浦・藤沢和雄厩舎)がおり、牝系は種牡馬トライマイベストやエルグランセニョール El Gran Senor(共に父Northern Dancer)などがいる名門。12日の京都で新馬勝ちしたフサイチパンドラ(牝2、栗東・白井寿昭厩舎)は、母の従妹という関係。10月に中山競馬場で迎えたデビュー戦(芝1600m)、2戦目(東京・1800m)は共に2着に惜敗しており、3戦目での初勝利となった。通算成績3戦1勝。