新馬戦を鮮やかに逃げ切ったヒルノマゼラン=中京競馬場
「2歳新馬」(中京5R・芝1400m)
スピードの違いを見せつけて後続を完封。マンハッタンカフェ産駒の1番人気
ヒルノマゼラン(牡、栗東・昆)が、1分23秒9のタイムで逃げ切ってデビュー戦を快勝した。スタートはひと息ながらも、最内枠から鞍上の古川が押して先手を奪取。道中はマイペースで運ぶと、直線で二枚腰を使ってもうひと伸び。脚色は衰えることなく、さらにその差を広げて後続に2馬身差をつけゴール板を駆け抜けた。2着は4番人気の
フォールインラブが入り、さらに1馬身1/4差の3着には3番人気の
フェザリータッチが続いた。
「期待通りの走りをしてくれましたし、まだまだ余裕があるので、楽しみです」と古川。昆師は「調教の良さを出せました。これからの馬ですし、今後は好位からの競馬を覚えていければ」と話した。次走は未定。