現地時間12日、米・アケダクト競馬場で行われたレッドスミスH(3歳上、米G2・芝11f)は、E.プラド騎手騎乗の1番人気
キングスドラマ King's Drama(セン5、米・R.
フランケル厩舎)が、2番手追走から早めに抜け出し、3番人気ラウジングヴィクトリー Rouzing Victoryに2.1/2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは2分15秒37(良)。さらに1馬身差の3着には2番人気
ドレッドノート Dreadnaughtが入った。
勝った
キングスドラマは父King's Theatre、母Last Drama(その父ラストタイクーン)という血統の愛国産馬。04年はマンハッタンH(3歳上、米G1・芝10f)4着、マンノウォーS(3歳上、米G1・芝11f)3着と好走。カナディアン国際S(3歳上、加G1・芝12f)5着後に、骨折による長期の休養を余儀なくされるも、今年初戦となった一般戦を6馬身差と圧勝し、続くソードダンサー招待H(3歳上、米G1・芝12f)では1番人気に応えて初G1制覇を達成した。その後もマンノウォーSで2着と好走し、前走のカナディアン国際Sでの8着を経て、このレースに臨んでいた。通算成績は25戦8勝(重賞3勝)。
なお、
キングスドラマは11月27日(日)に東京競馬場で行われる
ジャパンC(GI)の外国招待馬に選出、受諾している。鞍上は引き続き、E.プラド騎手が手綱を取る予定。