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ジャパンCダート、カネヒキリが大激戦制す

2005年11月26日 15:20

 26日、東京競馬場で行われたジャパンCダート(3歳上、GI・ダート2100m)は、武豊騎手騎乗の1番人気カネヒキリ(牡3、栗東・角居勝彦厩舎)が道中は馬群の中団を追走し、直線脚を伸ばすと、2番手から抜け出しを図った11番人気シーキングザダイヤとの叩き合いをハナ差制し優勝した。勝ちタイムはレコードとなる2分08秒0(良)。3着には、2頭の競り合いからクビ差遅れた13番人気スターキングマンが入った。

 レースはユートピアがハナを切り、内シーキングザダイヤ、外アジュディミツオーが2番手を形成。好位には内からラヴァマン、タイムパラドックス、パーソナルラッシュが追走し、その後ろにサカラートカネヒキリが位置。さらに内からスターキングマン、外にサンライズバッカスが続く。直線入り口でシーキングザダイヤが早めに抜け出すと、直後から徐々にポジションを上げたカネヒキリが並びかける。内を突いてスターキングマンが2頭に迫ると、タイムパラドックス、サンライズバッカスも必死に追いすがる。残り200m地点から前を行く3頭の叩き合いが繰り広げられ、ゴール前、外カネヒキリ、中シーキングザダイヤの2頭が抜け、並んで入線。クビの上げ下げで、わずかにカネヒキリに軍配が上がった。

 勝ったカネヒキリは、父フジキセキ、母ライフアウトゼア(その父Deputy Minister)という血統。伯父に種牡馬Silver Deputy(父Deputy Minister)がいる。デビュー3戦目の初ダート戦(京都・ダート1800m)で初勝利(7馬身差)を挙げると、続く500万(中山・ダート1800m)も大差(1.8秒)勝ち。毎日杯(GIII)7着を挟んだ端午S(OP)も9馬身差で制し、ユニコーンS(GIII)で重賞初制覇を成し遂げた。以降、交流GI戦線を歩み、ジャパンダートダービー(大井)は4馬身差完勝。ダービーGP(盛岡)では、圧倒的1番人気(単勝100円)に応えて快勝し、ゴールドアリュール以来2頭目となる3歳交流GIダブル制覇という快挙を達成。前走の武蔵野S(GIII)は、出遅れも響き2着に敗れていた。今回の勝利でJRA・GI初制覇となった。通算成績11戦7勝(重賞4勝、うち交流GI・2勝)。フジキセキ産駒は、JRA・GI初勝利となった。

 鞍上の武豊騎手は、昨年のタイムパラドックスに続く連覇で、01年クロフネと合わせ同レース3勝目。管理する角居勝彦調教師は同レース初制覇となった。JRA重賞は、武豊騎手がアルーリングボイスで制したファンタジーS(GIII)に続き、自身の年間最多重賞勝利数に並ぶ22勝目で、通算では216勝目。また今回の勝利でJRA年間GI勝利数を6とし、94年南井克巳騎手(現調教師)、00年和田竜二騎手の持つ5勝を破り、新記録を達成した。角居勝彦調教師は、ハットトリックで制した先週のマイルCS(GI)に続く2週連続のGI制覇で、JRA重賞は今年8勝目、通算では11勝目。GIは4勝目となった。

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