舞う雪を切り裂いた。中京10R・なずな賞(芝1400m)は後方を運んだ6番人気の
ペイシャフェリシタ(美浦・高木)が直線で鋭く加速。鮮やかに差し切って、昨年8月の札幌戦以来となる勝利を手にした。タイムは1分22秒0。2馬身半差の2着は7番人気の
ウメマツサクラ、さらに1馬身1/4差の3着には10番人気の
クラウンスカイが入った。なお、1番人気の
ショウナンアヴィドは好位の外めを運んだが、直線の入り口で突き放されて13着に沈んだ。
「ギアを上げてからの反応がとても良かった。メリハリを利かせる競馬ができればマイルにも対応できると思います」と吉田隼。末脚を生かす形でのVに、高木師は「切れましたね。前回、ためて行ったことが生きました」とうなずいた。