古豪・タップダンスシチー、有馬で引退

2005年12月07日 13:10

 7日、03年ジャパンC、04年宝塚記念(共にGI)優勝馬の{horse=1997110043:タップダンスシチー}(牡8、栗東・佐々木晶三厩舎)が、25日に中山競馬場で行われる有馬記念(GI)を最後に現役を引退することがわかった。今後は種牡馬となる予定だが、詳細は未定。

 同馬は、父Pleasant Tap、母All Dance(その父Northern Dancer)という血統の米国産馬。叔母に牝馬ながら88年ケンタッキーダービー(米G1)を制したウイニングカラーズ Winning Colors(父Caro)がいる。

 00年3月にデビューし、2戦目(阪神・芝2200m)で初勝利。3、4歳時は伸び悩むも、5歳になると本格化し、朝日チャレンジC(GIII)で重賞初制覇、同年12月の有馬記念(GI)では13番人気ながら2着と好走している。03年は、金鯱賞(GII)を制して臨んだ宝塚記念(GI)は3着に敗れるも、秋初戦となった京都大賞典(GII)を勝利。続く{race=200305040810:ジャパンC}(GI)では不良馬場を苦にせず2400mを逃げ切って9馬身差の圧勝、GI初制覇を飾っている。その後も04年{race=200409030411:宝塚記念}(GI)を制すなど、古馬中・長距離路線で活躍を見せていた。夏を休養に充て、挑んだ{race=2004A8100307:凱旋門賞}(仏G1)は17着と大敗するも、帰国直後に臨んだ有馬記念(GI)を2着と好走。05年は{race=200507020311:金鯱賞}(GII)から始動し、史上2頭目となるJRA平地重賞3連覇を達成するも、その後のGI戦線(宝塚記念-7着、天皇賞・秋-9着、ジャパンC-10着)では精彩を欠いていた。通算成績41戦12勝(重賞7勝)。なお引退式は、有馬記念当日の中山最終10レース終了後に行われる予定。

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