10日、中山競馬場で行われた黒松賞(2歳500万下、芝1200m)は、長谷川浩大騎手騎乗の6番人気ダイワパッション(牝2、美浦・増沢末夫厩舎)が好スタートから先手を奪うと、2番手追走の2番人気スリーセブンスピンに3/4馬身差をつけて逃げ切った。勝ちタイムは1分09秒7(良)。さらに1馬身差の3着には3番人気コスモスカイラインが入った。
勝ったダイワパッションは、父フォーティナイナー、母サンルージュ(その父シェイディハイツ)という血統。 デビュー戦となった7月の新馬戦(新潟・芝1200m)は、1番人気に支持されるも9着。その後ダートレースに活路を求めたが7、3着と敗れ、4戦目となった前走・2歳未勝利(福島・芝1200m)で再び芝レースに戻ると、果敢に先行し初勝利を挙げていた。通算成績5戦1勝。