戸崎圭太騎手騎乗のヴィータアレグリアが、直線で逃げ粘るブルーチッパーを捕らえ優勝した(撮影:高橋 正和)
13日、船橋競馬場で行われた第20回マリーンC(GIII・3歳上・牝・ダ1600m・1着賞金2100万円)は、2番手でレースを進めた戸崎圭太騎手騎乗の1番人気ヴィータアレグリア(牝5、美浦・高柳瑞樹厩舎)が、直線で逃げ粘る4番人気ブルーチッパー(牝6、大井・荒山勝徳厩舎)を捕らえ、これに1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分40秒2(稍重)。
ブルーチッパーから大差開いた3着は、6番人気ダブルファンタジー(牝6、兵庫・山本和之厩舎)と8番人気タッチデュール(牝7、笠松・山中輝久厩舎)の際どい争いとなったが、ダブルファンタジーに軍配が上がった。ハナ差でタッチデュールが4着。
なお、2番人気フォーエバーモア(牝5、美浦・鹿戸雄一厩舎)は5着、藤田菜七子騎手騎乗の5番人気ブラックバカラ(牝5、高知・雑賀正光厩舎)は8着、3番人気ディアマイダーリン(牝4、美浦・菊沢隆徳厩舎)は10着に終わった。
また、交流重賞初参戦で注目を集めていたブチコ(牝4、栗東・音無秀孝厩舎)は、レース前にゲートから飛び出してしまい、馬体検査の結果、故障発生(右目付近の外傷)のため除外となった。
勝ったヴィータアレグリアは、父ネオユニヴァース、母カクタスペア、その父Lion Heartという血統。デビューから15戦目での重賞初制覇となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆ヴィータアレグリア(牝5)
騎手:戸崎圭太
厩舎:美浦・高柳瑞樹
父:ネオユニヴァース
母:カクタスペア
母父:Lion Heart
馬主:キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム
通算成績:15戦4勝(重賞1勝)