マカヒキ、日本ダービーへ向け2週前追い切り。内から馬なりの手応えで前を交わしていく(撮影:井内利彰)
皐月賞2着後も在厩調整しているマカヒキ(栗東・友道康夫厩舎)。5月8日にはCWを6Fから時計を出しており、日本ダービー(5月29日・東京芝2400m)に向けて、徐々にピッチを上げているが、今朝12日はCWでエトランドルとの併せ馬を行っている。
遅くもなく速くもないペースでスタート地点までキャンターしていくが、行きたがるところもなく、鞍上の意のままに動けるといった感じ。じわじわとラップを上げていったが、それも楽な感じで、最後は内から馬なりの手応えで前を交わす。
時計は6F80.5〜5F65.4〜4F50.8〜3F37.1〜1F11.8秒とかなり速い。全体的な数字はもちろんだが、後半の時計も速く、動きに関しては申し分ない。とにかく余裕たっぷりに走ってくるあたりが素晴らしく、ケチのつけどころがないといった追い切りだった。
(取材・写真:井内利彰)