ネコスキー(向かって左)とソルテが一緒に日向ぼっこをしているところ(撮影:高橋華代子)
今開催は東京ダービーウィーク。6月8日(水)には南関東3歳馬最高の栄誉、東京ダービー(大井・2000m)が行われる。
中央卒業生から2頭が参戦。美浦の南田美知厩舎に所属していたバルダッサーレ(大井・中道厩舎<小林>)は転厩初戦、美浦の新開幸一厩舎の一員だったラブレオ(大井・的場厩舎)は東京ダービートライアルを制しての参戦となる。特にバルダッサーレは力関係が未知なだけに、非常に不気味な存在だ。
さて、6月6日大井11レースに実施される3歳馬の優駿スプリントトライアル(大井・1200m)。名前の通り、6月28日に実施される優駿スプリント(大井・1200m)に向けて、1着馬と2着馬には優先出走権が与えられる。
スプリント戦で3連勝を飾ったイノデライト(大井・佐宗厩舎<小林>)がここも満を持しての参戦。大井記念を制したばかりのケイアイレオーネと同厩馬。左かかとの骨折で休養していた真島大輔騎手が、大井復帰初日を迎え再び手綱を取る。
南関東の新馬戦はすでに4月22日からスタートしているが、今開催も3鞍が組まれている。中央でも「ネコ」を冠とした馬たちは大人気だが、南関東も「ネコ」増殖中。
6月7日の3レース(大井・1200m)には、ネコスキー(大井・寺田厩舎)がスタンバイ。厩舎の偉大なる先輩にはソルテがいて、同じスタッフが手掛ける。鞍上の上田健人騎手はソルテの調教パートナー。
半兄にはライゾマティクスがいる血統で、父タイムパラドックス、母父マルゼンスキーというのはソルテと一緒。どんな走りを見せるか楽しみだ。(文:高橋華代子)