酒井騎手が跨って宝塚記念の2週前追い切りを行ったトーホウジャッカル(撮影:井内利彰)
前走天皇賞(春)5着で復活の兆しを見せた、2014年の菊花賞馬
トーホウジャッカル(栗東・谷潔厩舎)。先週の時点でも復調が窺える動きを見せていたが、今朝8日は宝塚記念(6月26日・阪神芝2200m)に向けた2週前追い切りで、酒井学騎手が跨って坂路での併せ馬を行っている。
ダンツエイコウを追走する内容だったが、道中の走りを見ていると、最近では一番余裕がある感じ。最後の1Fは相手が威圧されるような形で左ラチの方へヨレてしまい、
トーホウジャッカルが楽に先着。時計は4F53.1〜3F39.0〜2F25.3〜1F12.5秒なので、数字自体は前走時とほぼ変わりないが、以前のような凄味ある動きが戻ってきた印象。来週以降の動きにも注目したい。
(取材・写真:井内利彰)