ヒヤシンスSでラニやストロングバローズを破った舞台で巻き返したいゴールドドリーム(写真は2016年3歳500万下優勝時)
ゴールドドリーム、グレンツェント、ストロングバローズらOP戦の勝ち馬に、素質馬アルーアキャロルなど、ジャパンダートダービーを目指す好メンバーが揃った今年のユニコーンS。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■6/19(日) ユニコーンS(3歳・GIII・東京ダ1600m)
ゴールドドリーム(牡3、栗東・平田修厩舎)は無傷の3連勝で挑んだ兵庫CSで7馬身差の2着に敗れたが、これは休み明け、初の小回りコースの上に出遅れとマイナス条件が揃ってしまってのもの。今回はヒヤシンスSでラニやストロングバローズを破った舞台だけに巻き返しは必至だろう。
グレンツェント(牡3、美浦・加藤征弘厩舎)は前走の青竜Sを優勝。早めにポジションを上げていって、断然人気に支持されていたアルーアキャロルを最後まで抑えきった。左回り、マイルへの対応ができたことも大きく、ここは同厩の先輩ノンコノユメに続くVが期待される。
ストロングバローズ(牡3、美浦・堀宣行厩舎)はデビューから5戦3勝2着2回と連対を外していない。2走前のヒヤシンスSではゴールドドリームに敗れたものの、早い流れで先行しながら最後まで脚を見せた。前走の伏竜Sではグレンツェントに完勝しており、ここも大崩れすることはなさそう。
アルーアキャロル(牡3、美浦・新開幸一厩舎)は新馬戦を圧勝したあとに骨折が判明したが、復帰戦の500万もほとんど持ったままで楽勝。前走の青竜Sではグレンツェントにハナ差敗れたが、これは休み明けと出遅れの分だろう。今回は抽選対象だが、出られれば当然有力。
その他、昇竜Sを勝ったダノンフェイス(牡3、栗東・大久保龍志厩舎)、連勝の内容を見直したいマインシャッツ(牡3、栗東・西浦勝一厩舎)、前走この条件で圧勝のクインズサターン(牡3、栗東・野中賢二厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時45分。