元・宇都宮競馬所属の内田利雄騎手(44)、笠松競馬所属の安藤光彰騎手(46、笠松・小井土金一厩舎)が、06年1月より2ヶ月間、南関東4競馬場で騎乗することが分かった。
これは06年1月から、通算2500勝を挙げた他地区所属騎手が、南関東4競馬場で各年度1人ずつに限り、2ヶ月以内の期間限定で騎乗が認められる制度で、内田騎手は1月1日〜3月3日まで浦和・村田貴広厩舎に、安藤騎手は1月10日〜3月10日まで大井・高橋三郎厩舎に所属することになる。なお、船橋・川崎競馬場については枠が空いており、申請の先着順で騎乗が可能となる。
内田利雄騎手は、78年10月7日にデビュー。通算3067勝を挙げ、トレードカラーであるピンクの勝負服から「Mr.PINK(ミスターピンク)」の愛称で知られている。今年3月の宇都宮競馬廃止に伴い、6月から8月まで岩手・伊藤和厩舎に、9月から12月16日まで笠松・南輝幸厩舎にそれぞれ短期所属替で騎乗していた。またJRA重賞は、
カッツミーとのコンビで02年ラジオたんぱ賞(GIII)を制している。
安藤光彰騎手は、76年10月20日にデビュー。これまで通算2770勝を挙げており、JRA重賞は、
シーイズトウショウで03年CBC賞(GII)、タイムパラドックスで04年平安S(GIII)を制している。また、地方通算3340勝、JRA通算529勝(重賞32勝)を挙げている安藤勝己騎手(45、栗東・フリー)は実弟にあたる。(※成績はいずれも18日現在)