フィールザサンダーなど、新馬戦厩舎情報/美浦トレセンニュース

2016年09月01日 17:50

父がデュランダルに変わり、スピードがあって軽い走りをするフィールザサンダー(撮影:佐々木祥恵)

 9月3日(土)の新潟5R(芝1400m)でデビューするフィールザサンダー(牡2・美浦・新開幸一 父デュランダル 母フィールザビュウ 母父Distant View)は、半兄がジャパンダートダービー(JpnI)3着のフィールザスマート(牡5・美浦・新開幸一)で、厩舎期待の1頭だ。

新開調教師のコメント。
「気性が前向きで、スタートがとても速いですね。兄のフィールザスマートはダートで走っていますが、この馬はスピードがあって軽い走りをするので、芝でもやれるでしょう。ここまで十分乗り込んできていますので、初戦から楽しみです」

 9月4日(日)の新潟5R(芝1800m)に出走するアルジャントゥイユ(牡2・美浦・畠山吉宏 父ダイワメジャー 母アンプレショニスト 母父エアジハード)は、先週の新馬戦を除外になってここにスライド。母は桜花賞トライアルのアネモネS(OP・2着)で権利を取って、桜花賞(GI・11着)に出走している。

畠山調教師のコメント。
「兄2頭は前進気勢が強くピリピリしたところがあって、2つ上のロンバルディアは1400mが合っていますね。この馬は父がダイワメジャーということで、気性的に心配もあったのですが、男馬らしくドッシリとしていてコントロールもしやすいので、兄とは違って距離が延びてゆったりと走れる距離が良さそうです。新潟外回りも合うでしょう。じっくり乗り込んで本数もこなしてきましたし、調教の動きも良く合格点をあげられますね」

 同じレースでデビューするウルラーレ(牡2・美浦・小島茂之 父ハーツクライ 母ウミラージ 母父Monsun)について、小島調教師のコメント。

「本数を乗っていますし、自分が乗った先週の追い切りはいい感触でしたが、今週乗った助手はそれ以上の感触を得ているようです。ただモタつくところがあるので、直線が長い新潟コースは良いでしょう。馬はしっかりしていて、重厚感がありますね。少し重い感じもありますので、馬体や動きにシャープさが出てきてくれれば、もっと良くなると思います。新馬向きと言えるほどの前向きさはないですけど、人の指示に従ってしっかり走りますし、相手次第だと思っています」

 同じ日の新潟6R(ダ1200m)に出走予定のユキノドリーム(牡2・美浦・新開幸一 父スペシャルウィーク 母チャームラブ 母父フレンチデピュティ)について、新開調教師のコメント。

「ゲートの出も速い方ですし、パワーのある走りをしますので、ダート1200mは合っていますね。じっくり乗り込んでいますし、追うごとに良くなっています。力を出せる態勢は整ったと思います」

(取材・写真:佐々木祥恵)

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