あずさ賞・三田特別と連勝中、今秋に飛躍を狙うジュンヴァルカン(左、撮影:井内利彰)
春にあずさ賞、三田特別と連勝して、夏に休養を挟んで、今秋に飛躍を狙うジュンヴァルカン(栗東・友道康夫厩舎)。神戸新聞杯(9月25日・阪神芝2400m)での力試しに向けて、8月12日にノーザンファームしがらきから帰厩して入念に追い切りを重ねているが、今朝7日はヴェルステルキングを追走する併せ馬をCWで行っている。
3馬身ほど後方から追走して、最後の直線はインに進路を選択していたが、楽々と前に追いついて追い抜く態勢。1Fごとに1秒ずつ速くなるラップを踏んでいたので、最後は弾けるというよりもスピードを持続したという感じだったが、相手は完全にフラフラ。時計は6F82.7〜5F66.8〜4F51.9〜3F38.0〜1F12.4秒と速くて申し分ない。
ラジオNIKKEI賞6着以来となるジョルジュサンク(栗東・鮫島一歩厩舎)は神戸新聞杯へ向けたCWでの最初の追い切り。チャップリンに追走される形だったが、最後の直線に向いた時は手応えも楽で、追い抜かれそうにない雰囲気。ただゴール手前では相手の手応えが楽になり、前走時の最終追い切りに比べるとまだまだ物足りない。
時計も6F86.4〜5F69.8〜4F54.4〜3F39.5〜1F12.5秒と遅く、次週以降でどこまで動きが変わってくるかといったところだろう。
(取材・写真:井内利彰)