7番人気のビルズトレジャーが直線で脚を伸ばし新馬勝ち(撮影:下野雄規)
30日、東京競馬場4Rで行われた新馬戦(2歳・芝1400m・12頭)は、スタート一息も徐々にポジションを上げていった田中勝春騎手騎乗の7番人気ビルズトレジャー(牝2、美浦・田中剛厩舎)が、直線で脚を伸ばして、逃げて一旦は後続を突き放した1番人気ダークプリンセス(牝2、美浦・萩原清厩舎)をゴール寸前で捕らえ、これにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分23秒6(良)。
さらに2馬身差の3着に4番人気マーベラスワン(牡2、美浦・鹿戸雄一厩舎)が入った。なお、2番人気ニシノアラモード(牝2、美浦・杉浦宏昭厩舎)は5着、3番人気コパノジャクソン(牡2、美浦・上原博之厩舎)は6着に終わった。
勝ったビルズトレジャーは、父ダノンシャンティ、母メジロヒラリー、その父エルコンドルパサーという血統。祖母メジロドーベルは1997年のオークスなどGI・5勝を挙げた。
【勝ち馬プロフィール】
◆ビルズトレジャー(牝2)
騎手:田中勝春
厩舎:美浦・田中剛
父:ダノンシャンティ
母:メジロヒラリー
母父:エルコンドルパサー
馬主:島井新一郎
生産者:レイクヴィラファーム