8日、中山競馬場で行われた寒竹賞(3歳500万下、芝2000m)は、北村宏司騎手騎乗の7番人気{horse=2003106542:モエレコネクション}(牡3、美浦・増沢末夫厩舎)が、先行勢の真後ろに位置すると、直線に向いて内を一気に突き抜け、外から伸びる4番人気マルタカアーサーとの競い合いをハナ差制した。勝ちタイムは2分01秒3(良)。さらに1/2馬身差の3着には2番人気ネヴァブションが入った。
勝ったモエレコネクションは、父アドマイヤベガ、母プレジャーコネクション(その父Danzig Connection)という血統。従兄に91年スワンS(GII)を勝ったケイエスミラクル(父Stutz Blackhawk)がいる。モエレコネクションは05年8月に北海道・堂山芳則厩舎からデビューし、2戦目(ダート1000m)で初勝利。続く3戦目(ダート1000m)は7着と敗れたものの、距離を伸ばした4戦目(ダート1800m)で2勝目を挙げた。12月に入り中央に転厩し、中央初戦となった前走の2歳500万下(中山、ダート1800m)では、フラムドパシオン(牡3、栗東・角居勝彦厩舎)のレコード駆けに離された8着と敗れていた。通算成績7戦3勝(うち地方5戦2勝)。