川田将雅騎手が跨って朝日杯FSの1週前追い切りを行ったミスエルテ(撮影:井内利彰)
新馬、ファンタジーSを連勝し、牝馬ながら朝日杯FS(12月18日・阪神芝1600m)の出走を予定して注目を集める
ミスエルテ(栗東・池江泰寿厩舎)。12月2日にノーザンFしがらきから帰厩し、12月4日に坂路で15-15の追い切りを消化。今朝7日はレースに向けた1週前追い切りを朝一番のCWで行っている。
川田将雅騎手が跨って、
ユイフィーユを追走する内容。前半をゆっくりと入って、後半しっかりという内容だったが、終いの伸びは前走のように自然と加速するという感じではなく、あまり
スピードが乗りすぎないように気遣われた感じ。その分、見た目も数字も地味で、時計は6F85.1〜5F69.8〜4F54.8〜3F39.3〜1F12.0秒。
もともと馬体のラインは細く見えるタイプだが、6日の坂路上8号馬場での歩く様子を見ても、追い切り前の運動の様子を見ても、落ち着いて歩いておらず、余計に体の
シルエットが細く見える。6Fから時計を出している時点で、陣営としてはさほど心配していないのかも知れないが、来週以降がどのような馬体と気性になっているのかという点にも注目していきたい。
(取材・写真:井内利彰)