エンプレス杯で重賞連勝を狙うワンミリオンス(3頭併せの中央、撮影:井内利彰)
前走TCK女王盃で重賞初制覇のワンミリオンス(栗東・小崎憲厩舎)。レース後はノーザンFしがらきへ短期放牧へ出されており、2月9日に栗東へ帰厩。今朝16日は次走予定のエンプレス杯(3月1日・川崎ダート2100)に向けた追い切りをCWで行っている。
3頭併せの先頭。後ろからチカリータとイズモが追いかけてくる展開だったが、遅いラップを行きたがることもなく、リズムよく走っていく。チカリータが外から、イズモが内から並びかけようとして、両サイドに馬がいる状態で最後の直線。しかし手応えは3頭で一番余裕があった。
イズモは最後方からだったこともあり、早々に脱落。最後はチカリータとの追い比べになったが、相手が並ぼうとしても、常にクビひとつは前に出ている形。きっちり先着して、時計は6F85.9〜5F69.9〜4F54.1〜3F38.8〜1F12.0秒。数字は遅いが、距離延長に対応できそうなゆったりとした走りに価値がある。
(取材・写真:井内利彰)