現地時間29日、米・サンタアニタ競馬場で行われたサンタモニカH(4歳上牝、米G1・ダート7F)は、V.エスピノーザ騎手騎乗の1番人気ビヘイヴィングバッドリー Behaving Badly(牝5、B.バファート厩舎)が好スタートから先頭に立つと、直線に入っても後続との差は縮まらず、中団から追い込んだ5番人気ミステリブル Miss Terribleに4.1/2馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは1分21秒93(良)。さらに1.1/2馬身差の3着には2番人気リーヴミーアローン Leave Me Aloneが入った。
勝ったビヘイヴィングバッドリーは父Pioneering、母Timeleighness(その父Sir Raleigh)という血統。04年8月のデビュー戦(ダート6F)を8馬身差の圧勝で制し、11ヶ月の長期休養明けで臨んだ昨年7月のアローワンス(ダート6F)、ランチョベルナルドH(米G3、ダート6.5F)も連勝して地力の高さを証明したが、10月のサラブレッドクラブオブアメリカS(米G3、ダート6F)で初の敗退(8着)を喫した。その後、初となる芝でのレース(6.5F)も2着と惜敗したが、ダートに戻った前走アローワンス(6F)を4.1/2馬身差で圧勝し、今回の初G1に臨んでいた。通算成績7戦5勝(重賞2勝)。