3月6日(月)から10日(金)まで行われるTCK開催は引き続き昼間開催。
8日(水)には重賞フジノウェーブ記念(1400m)が行われる。
昨年のNARグランプリ年度代表馬など3部門を受賞したソルテ(吉原寛人騎手騎乗、大井・寺田新太郎厩舎)が今年初出走。大井の帝王・的場文男騎手がエスコートをするケイアイレオーネ(大井・佐宗応和厩舎<小林>)は、2歳時の兵庫ジュニアグランプリ圧勝以来となる1400m戦。ともに斤量59キロになるがどんな強さを見せるのか注目したい。
6日(月)10レースは3歳選定馬選抜馬特別の
クラシックトライアル(1800m)が実施される。このレースは今年から始まり、1着馬と2着馬には南関東クラシック一冠目羽田盃への優先出走権、さらに1着馬には南関東クラシック二冠目東京ダービーの優先出走権も与えられるという夢のようなレース。大井所属馬から好メンバーが集結した。
的場騎手がつきっきりで調教をつけているブラウンレガート(大井・阪本一栄厩舎)が参戦。ディープスカイ産駒で、前走の重賞ニューイヤーカップは初めての左回りで自身の走りができずに2着に敗れて涙を呑んだが、今度は走り慣れたコースで巻き返したいところ。
さらには、佐賀5戦5勝(重賞2勝)のリーチザクラウン産駒スーパーマックス(大井・宮浦正行厩舎)が笹川翼騎手を配して移籍初戦を迎える。
スマートファルコン産駒のサイバーエレキング(大井・佐々木洋一厩舎)は共同通信杯挑戦後の一戦。砂を被るのは好きではないが被らなければ渋太さを存分に発揮するタイプなだけに、この最内枠から今野忠成騎手がどう騎乗するのかも興味深い。
9日(木)はジョッキー祭り!10レースのキャピタルステッキ賞(1200m)はTCK所属騎手によるレース。11レースのゴールデンステッキ賞(1800m)は、昨年のTCKにおける騎乗成績上位20位と南関東競馬場の総合騎乗成績上位15位以内の選定騎手によって行われる。
ともに的場騎手が参戦予定。的場騎手は現在地方通算6974勝で、このTCK開催でもどのくらい勝ち数を増やしていくのだろう。7000勝まであと26勝。
(文:高橋華代子)