まるでチーターのように重心の低い走法のサトノダイヤモンド(撮影:井内利彰)
2月21日に栗東へ帰厩して、順調に調整を進めているサトノダイヤモンド(栗東・池江泰寿厩舎)。今朝9日は今年の初戦となる阪神大賞典(3月19日・阪神芝3000m)に向けた1週前追い切りを朝一番のCWコースで行っている。
トーセンレーヴ、サトノケンシロウと続く隊列の最後方を追走。道中の走りはまるでチーターのように重心が低く、大きなストライド。それでいて行きたがるようなところはなく、コントロールの自在性がある走り。少しラップがちぐはぐになるような流れだったが、それでも折り合いに心配がないところが最大の強みでもある。
最後の直線は内からあっさりと前を交わして最先着でゴール。時計は6F82.2〜5F67.9〜4F53.4〜3F39.1〜1F11.9秒。数字的に評価できることはもちろん、帰厩してからずっと変わりなくきている点が評価できる。状態に関しては、何の不安もなくレース週を迎えることができそう。
(取材・写真:井内利彰)