池添謙一騎手が跨って桜花賞の1週前追い切りを行ったレーヌミノル(撮影:井内利彰)
前走フィリーズレビューは単勝1.8倍の支持ながら2着に敗れたレーヌミノル(栗東・本田優厩舎)。今朝29日は桜花賞(4月9日・阪神芝1600m)に向けた1週前追い切りを、レースで初騎乗となる池添謙一騎手が跨って行われている。
調教時間も後半、2回目のハローが終了して、しばらく経った時間帯にCWコースへ入場。ケンシュナウザーとロバストミノルを前に見ながら、それを壁にするようにして追走した。前走より後ろで折り合って走れている印象。4コーナーでは2頭の外に出そうとしたが、追い出しは極力我慢する形だった。
直線に向くと、しっかりと追われて、前2頭に楽に先着。追われてからの伸びはいつも通り鋭く、時計は6F80.8〜5F64.3〜4F50.1〜3F36.6〜1F11.8秒。数字的には文句なく、1週前追い切りとしては申し分ない内容といってよいだろう。
(取材・写真:井内利彰)