11日、東京競馬場で行われた5R・3歳未勝利(芝1800m)は、藤田伸二騎手騎乗の1番人気ロードアルファード(牡3、栗東・山内研二厩舎)がスタート直後からハナを奪うと直線に入ってもしぶとく粘り、後続の追撃を振り切って優勝した。勝ちタイムは1分49秒2(良)。父エルコンドルパサー、母は93年マイルチャンピオンS(GI)など重賞6勝を挙げたシンコウラブリイ(その父Caerleon)という血統。半兄に01年中京記念(GIII)を制すなどJRA・8勝のロードクロノス(父トニービン)、叔母に03年京都牝馬S(GIII)を制したハッピーパス(父サンデーサイレンス)、叔父に97年エプソムC(GIII)を制したタイキマーシャル(父ダンスオブライフ)など活躍馬多数。通算成績3戦1勝。

　京都3R・3歳未勝利(ダート1400m)は、武豊騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝120円)サンライズレクサス(牡3、栗東・石坂正厩舎)が、道中2番手追走から、直線楽に抜け出して快勝した。勝ちタイムは1分28秒4(良)。父フォーティナイナー、母プレシャスキール(その父ノーザンテースト)という血統。従弟に今年のシンザン記念(GIII)を勝ったゴウゴウキリシマ(牡3、栗東・梅田康雄厩舎)がいる。通算成績3戦1勝。

　小倉2R・3歳未勝利(牝・芝1800m)は、生野賢一騎手騎乗の3番人気リトルブレイブ(牝3、栗東・白井寿昭厩舎)が道中好位追走から直線抜け出して優勝した。勝ちタイムは1分50秒1(良)。父タイキシャトル、母シーンプロット(その父Dayjur)という血統。叔父に01年フェブラリーS(GI)を制したノボトゥルー(父Broad Brush)がいる。通算成績5戦1勝。

　京都1R・3歳未勝利(ダート1800m)は、福永祐一騎手騎乗の4番人気ヤシャオーキセキ(牡3、栗東・佐山優厩舎)が道中は中団の後ろを追走、直線は大外を豪快に追い込み、好位抜け出しを図った1番人気ジョーデュークをあっという間に交わして5馬身の差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分56秒6(良)。父フジキセキ、母はヤシャヒメ(その父モガミ)という血統。伯父に90年根岸S(GIII)を勝ったエーコートランスがいる。通算成績2戦1勝。