2歳馬の入厩増加とともに、ゲート試験を受ける2歳馬の頭数も少しずつ増えている。28日は9頭が受けて、7頭が合格。その中の1頭がルーラーシップ産駒のナンヨープランタン(栗東・松永幹夫厩舎)。少しゲート入りを嫌がる素振りを見せたが、それ以外は全く問題なく合格。「1頭だったので、ゲートの出は少し遅めですが、これから速いところをやっていけば変わるでしょう」と松永幹夫調教師。

　今後については「函館競馬場でのデビューを予定しています。移動まで時間があるので、栗東である程度仕上げてから、向こうへ連れていくつもり。血統的には長いところのイメージもありますが、前向きな馬なので、短い距離からマイルまでこなしてくれると思います」とのこと。

　なお、先週のゲート試験に合格した2歳馬(再審査除く)は以下の通り。

(取材・写真：井内利彰)

4月26日
スズカベルモット
ラテュロス

4月27日
オークヒルロッジ
キムケンロード
ディバインブリーズ

4月28日
ヴァイザー
コーラルリーフ
スカーレットカラー
セイウンフォーカス
ナンヨープランタン
ベティバローズ
レンブランサ