前走からの一変を期待したくなるシャケトラ(写真左・撮影:井内利彰)
 
 天皇賞(春)で9着に敗れた後、ノーザンFしがらきでの放牧を挟み、6月1日に栗東へ帰厩した
シャケトラ(栗東・角居勝彦厩舎)。翌日から坂路馬場で15-15のキャンターを行っているように、前走の敗戦は完全に
リセット。宝塚記念(6月25日)が行われる1戦1勝の舞台、阪神芝2200mへ向けて、順調に追い切りを消化している。
 今朝14日はレースに向けた1週前追い切り。C.ルメール騎手を背に、
サンオークランドらを追走する内容。内から前を見る形だったが、その手応えは終始抑え切れない感じ。最後の直線は最内から我慢できない感じで追い抜いていった。
 時計は6F80.7〜5F66.4〜4F52.3〜3F38.3〜1F11.9秒。時計の遅かった前走時1週前追い切りと比較すると雲泥の差で速く、この動きを見せられると、前走からの一変を期待したくなるのは当然だろう。
(取材・写真:井内利彰)