ホワイトフーガなど、スパーキングLC厩舎情報/美浦トレセンニュース

2017年06月29日 19:30

マリーンC・さきたま杯に続いての重賞3連勝を狙うホワイトフーガ(撮影:佐々木祥恵)

 7月6日(木)に川崎競馬場で行われる第21回スパーキングレディーC(JpnIII・牝馬限定・ダ1600m)に美浦から出走する3頭について、各調教師に話を聞いた。

 マリーンC(4月12日・JpnIII・船橋ダ1600m)、さきたま杯(5月31日・JpnII・浦和ダ1400m)と2連勝でここに臨むホワイトフーガ(牝5・美浦・高木登)について、高木調教師のコメント。

「前走は向正面からマクっていって、強い勝ち方をしてくれました。前走後は在厩で調整をしています。ただ前走であのような競馬をしたことで、今回ハミを噛んでしまうかもしれないという心配がありますし、折り合いが鍵になるのではないかと思います。それでも今回は得意とする左回りの1600mですし、去年も58キロの斤量で勝っていますので、期待しています」

 かきつばた記念(5月3日・JpnIII・名古屋ダ1400m)4着の後、放牧を挟んでここに臨むタイニーダンサー(牝4・美浦・伊藤圭三)について、伊藤調教師のコメント。

「前走は53キロのハンデでしたし、思いのほか2番手からの競馬ができました。あのレースが良い経験になってくれればと思います。前走後は一旦北海道に放牧に出して立て直しを図り、このレースから逆算して1か月前に戻ってきました。ここまで順調に来ています。今週(6/28)は北Cコースで併せ馬の追い切りでしたが、良い時計が出ました。状態も良いですね。日曜日(7/2)に最終追い切りの予定です。

 昨年は関東オークス(JpnII)を勝って、このレース(3着)に出走しましたが、あの時はホワイトフーガから1秒7離されました。当時より馬は良くなっていますし、今回はホワイトフーガに食らいついていきたいですね。内田博幸騎手が騎乗します」

 前走は1600万下の安芸S(6月10日・阪神ダ1400m)2着のサクラフローラ(牝6・美浦・高柳瑞樹)。今回格上挑戦となる同馬について、高柳調教師のコメント。

「元々スタートは良いですが、前走はスタートが速く、良い位置につけられて、スムーズな競馬ができて恵まれた面もありました。前走後は、このレースに出走できそうだったので、在厩で調整してきました。今回はベストの距離ではないですし、1周するコースもナイターも初めてになりますが、小回りコースも良いですし、年齢的にも対応してくれるのではないかと考えています。

 格上挑戦になりますが、過去、ウチの厩舎にいた牝馬の例を見ても、中央のダートのオープンのレースよりも、戦いやすいでしょう。休み明けの方が良い馬ですが、そのあたりも年齢を重ねたことでカバーしてくれるのではないかと思います。状態は安定していますし、楽しみを持ってチャレンジするという気持ちですね」

(取材・写真:佐々木祥恵)

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