11日、中山競馬場で行われた6R・3歳新馬(ダート1800m)は、江田照男騎手騎乗の2番人気シルクデュエリスト(牡3、美浦・大江原哲厩舎)が3角手前から先頭に並びかけるとそのまま押し切り、圧倒的1番人気(単勝130円)に推されたフルフレームを5馬身差突き放して圧勝した。勝ちタイムは1分57秒7(良)。さらに5馬身差の3着には7番人気ミュージカルボイスが入った。
勝ったシルクデュエリストは、父マーベラスサンデー、母ロイヤルイントリギュー(その父Private Account)という血統。JRA現3歳世代のマーベラスサンデー産駒は、先週の3歳新馬を制したノープロブレムに続く5頭目の勝ち上がりとなった。
阪神5R・3歳新馬(ダート1800m)は、藤田伸二騎手騎乗の1番人気ワンダークラフティ(牡3、栗東・湯浅三郎厩舎)が2番手追走から直線は後続を突き放し、追い込んだ2番人気アドマイヤロマネに4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分55秒4(稍重)。さらに3馬身差の3着には8番人気スズノテンカが入った。
勝ったワンダークラフティは、父Crafty Prospector、母ドール(その父セクレト)という血統の米国産馬。JRA現3歳世代のCrafty Prospector産駒は、05年12月に新馬を勝ったグリーンジュエリーに続く2頭目の勝ち上がりとなった。