初陣に向けて十分乗り込まれてきたポジティブスタンド
「新馬戦」(30日、阪神)
豊富な乗り込み量で好仕上がり。
ポジティブスタンド(牡、栗東・高橋亮)が阪神土曜5R(芝1800メートル)でデビューする。
母は主に短距離ダートで活躍した
スタンドオンエンド。父
ハービンジャーの産駒はG1馬こそ出ていないが、今年は
ペルシアンナイト(アーリントンC)、
モズカッチャン(フ
ローラS)、
ディアドラ(紫苑S)と、重賞ウイナーを続々輩出中だ。「芝向きのス
トライド。手前を変えたらスッと反応する」と高橋亮師は語る。
8月27日の初時計から栗東CWで9本、坂路で1本と、十分な調教メニューを消化してきた。「幼い面はあるけど、気性の悪いところはない。自分のリズムで走れば。外回りの千八ならリズムをつくりやすい」と前向きに話す。その初陣に注目だ。