米遠征でGI勝利を狙うセプテンバー(左、紺の勝負服)(提供:Racingfotos Ltd)
今月の3〜4日にアメリカのデルマー競馬場にて行われる競馬の祭典・ブリーダーズC。その初日に行われる「ジュヴェナイルフィリーズターフ(2歳牝馬・GI・芝1600m)」にアイルランド所属のディープインパクト産駒・セプテンバーが参戦する。
クールモアスタッドが所有し、平地GI年間26勝の新記録を達成したエイダン・オブライエン師が管理するセプテンバーは、愛オークスなど4つのGIを制した名牝・ピーピングフォーンの5番仔。ここまで英愛で5戦2勝、前走はGI・フィリーズマイル(ニューマーケット・芝1600m)で2着、前々走はGI・モイグレアスタッドS(カラ・芝1400m)で3着と惜しい競馬が続いている。
ブックメーカー各社でセプテンバーは概ね3番人気と、上位人気の一角を形成している。鞍上はS.ヘファナン騎手。1番人気は同厩馬でセプテンバーを破ったこともあるR.ムーア騎手騎乗のガリレオ産駒・ハッピリーと、地元アメリカの2戦2勝馬でJ.カステリャーノ騎手騎乗のラッシングフォールの争い。