京都2歳Sで重賞初制覇を狙うタイムフライヤー(写真左、撮影:井内利彰)
未勝利、萩Sと連勝中のタイムフライヤー(栗東・松田国英厩舎)。次走は京都2歳S(11月25日・京都芝2000m)の出走を予定しており、今朝16日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。
今回が初コンビとなる、M.デムーロ騎手が跨っての追い切り。CWコースでマコトシャムロックとの併せ馬だったが、この厩舎らしく、馬場入りしてから1コーナーすぎまでは歩かせての移動。この時も変な仕草を見せるようなことはなく、ジョッキーもしっかりコンタクトをとっていた。
キャンターに移ってからもスムーズで、5F標識を過ぎたところからラップが速くなる。かなり追いかけていたが、追いつくまであっさり。仕掛けられると抜群の反応を見せて、内から楽々と交わし去って先着でゴールした。
時計は6F81.2〜5F64.6〜4F50.3〜3F36.6〜1F11.5秒と抜群に速い。瞬発力はもちろん、スピードの持続力にも長けており、一戦毎に強くなる印象。この中間もさらに成長しているだけに、レースでどのようなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみなところ。
(取材・写真:井内利彰)