【香港国際競走】悲願の香港GI勝ちを狙う藤原英師「トーセンバジルのほうが魅力はあるが、堅実さならステファノス」

2017年12月08日 19:10

悲願の香港GI勝ちを狙うステファノス(左)とトーセンバジル(右、撮影:花岡貴子)

 藤原英昭厩舎は香港国際競走には2014年から毎年欠かさず参戦しており、今回も香港カップにステファノス、香港ヴァースにトーセンバジルを参戦させる。成績は2016年香港カップでのステファノスと2014年香港スプリントのストレイトガールの3着が最高。クイーンエリザベス2世カップも含めても、2015年のステファノスの2着が最高と歯がゆいところだ。

 8日、指揮官である藤原師は海外メディアも含めた報道陣への会見に応じた。

「ステファノスの香港遠征はこれが4回目になります。もう、スタッフも香港には慣れていますね。トーセンバジルは初めてですが、ベテランのステファノスがいるおかげで落ち着いています。両馬とも状態はすごくいいです」

 7日に行われた追い切りはステファノスにボウマン騎手が、トーセンバジルにモレイラ騎手が騎乗して併せ馬で行われた。

「結構、強めに追い切りました。追い切ったことで状態はさらに良くなっていくとみています」

 そして、各ジョッキーにはレース当日の指示はしないとのことを明らかにした。「レーストップのジョッキーが乗ってくれるので、レースはお任せます。期待しています」

 そして、「どちらのほうがチャンスがあるか?」という現地メディアの問いに「トーセンバジルのほうが魅力はあります。堅実さという点ではステファノス。でも、両馬とも同じくらい期待しています」と回答。さらに、「We want to WIN in Hongkong.」と笑顔で語った。

 今回も強く勝ちを意識している――。そんな意気込みが感じられる会見であった。

(取材・写真:花岡貴子)

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