24日に帯広競馬場で行われる、3歳最強王座決定戦・ばんえいダービー(3歳・BG1・ダ200m・1着賞金150万円)の出走馬が決定した。馬番、調教師と騎手のコメントなどは以下のとおり。
【ばんえいダービー 出走馬】
馬番・馬名、( )内は性齢、ばんえい重量
1 ウンカイタイショウ(牡3、730kg)
久田守調教師
「体調はいいのであとは本番で力を出し切るだけです。強敵ぞろいなので簡単にはいかないでしょうが、騎手と呼吸を合わせて頑張ってほしいです」
赤塚健仁騎手
「仕上がりはいいと思います。障害を降りるまで、攻めの気持ちで騎乗したいです」
2 ジェイワン(牡3、730kg)
槻舘重人調教師
「最近のレースを見ていると障害を上手に越えられているので、ばんえいダービーでも同じように走ればいい勝負ができると思います」
藤野俊一騎手
「勝負のポイントは障害をいかに上手にまとめられるかだと思います。強敵ぞろいのメンバーですが、息を合わせて頑張ります」
3 マツカゼウンカイ(牡3、730kg)
松井浩文調教師
「障害の仕上がりはしっかり調整してきました。それでも厳しいレースになると思うので、胸を借りるつもりで挑みたいです」
藤本匠騎手
「仕上がりは十分です。挑戦者の気持ちで頑張ります」
4 カネサスペシャル(牡3、730kg)
村上慎一調教師
「主戦騎手だった大河原が引退し、今回は島津騎手が騎乗するので相性に注目ですね。仕上がりは良いと思いますし、ばんえい大賞典を優勝したので、ここで2冠達成したいです」
島津新騎手
「730kgの重量でどのような動きを見せるかはわかりませんが、自身で触った感じは体調も悪くはないと思います。ばんえい大賞典を優勝し、常に同世代のトップグループで走っている馬です。初めて騎乗させてもらいます。少し不安はありますが、精いっぱい頑張ります」
5 ナカゼンガキタ(牝3、710kg)
西康幸調教師
「重量についてはあまり心配していません。調子の良さはキープできています。定量戦という条件の中、牡馬相手にどこまでやれるか楽しみです」
西将太騎手
「710kg初めての重量ですが、障害が上手なので心配はしていません。ただ、いつもの粘り強い末脚を発揮できるかはレースになってみないとわかりません。自厩舎の牝馬なのでかわいいです。ばんえいオークスも優勝できたので、このばんえいダービーも勝って、良いクリスマスを迎えたいですね」
6 ホクショウムゲン(牡3、730kg)
服部義幸調教師
「今年は重いハンデのレースや古馬相手のレースが続き、結果は出ていませんが体調はいつも良いです。今回は同世代との定量戦なので、チャンスは作れると思います」
鈴木恵介騎手
「イレネー記念を制してから少し苦戦が続いていますが2歳王者です。720kgの重量も経験しています。簡単なレースにはならないと思いますが、いまあるコンディションで最大の力を発揮できるよう騎乗します」
7 コウシュハサマー(牝3、710kg)
岡田定一調教師
「オークスの時は本来の力を出し切れませんでしたが、調子は回復してきました。重い荷物を曳くので軽い馬場の方がありがたいですね」
西謙一騎手
「障害も慌てなければ問題ないと思います。降りてからじわじわと走る馬なのでタイミングよく前に行きたいです」
8 メジロゴーリキ(牡3、730kg)
岡田定一調教師
「730kgの重量でもこの馬なら大丈夫だと思います。ばんえい大賞典では2着だったので、ダービーでリベンジしたいです」
長澤幸太騎手
「重量も馬体重が増えているので、まったく心配ないです。乗りやすい馬なので障害を越えれば勝機はあると思います」
9 シンエイボブ(牝3、710kg)
久田守調教師
「重たい重量ですが、雪が降って馬場が軽くなれば見せ場を作れるかもしれません。牡馬相手にどこまでやれるか楽しみです」
菊池一樹騎手
「馬の調子はとても良いので、あとは当日雪が降ってもらえればありがたいです。頑張ります」
10 ミノルシャープ(牡3、730kg)
大友栄人調教師
「前走から1カ月間、このレースを獲るために馬体もしっかり仕上げてきました。調教も万全の状態で送り出すので、あとは当日のレースの流れ次第でしょう」
阿部武臣騎手
「このレースに向け、調教師も力を入れて調整してくれたので調子は良いです。重量が重いのでそれをどう対応していくかが重要です」
※出馬表・成績・オッズ等は主催者発表のものと照合してください。
(ばんえい十勝のリリースより)