毎年大荒れのフェアリーS、リアファル復帰など/本日の注目ポイント

2018年01月07日 06:00

昨日、中央競馬騎手年間ホープ賞を受賞した藤田菜七子騎手。“欽ちゃん”愛馬で重賞Vなるか(撮影:下野雄規)

 1/7(日)は中山・京都の2場開催。天候は中山が晴れ、京都が晴れのち曇りの予報となっている。

■毎年大荒れのフェアリーS
 中山11Rは明け3歳牝馬による重賞、フェアリーS(GIII)。2012年から毎年必ず1頭は10番人気以下の馬が連対している大荒れのレースだ。今年は、アルテミスSでラッキーライラックと0.4秒差のトロワゼトワルや、白菊賞でリリーノーブルの2着だったスカーレットカラーなどが出走する。

■藤田菜七子騎手、“欽ちゃん”愛馬で重賞獲りへ
 そのフェアリーSでは、藤田菜七子騎手が2018年初めての重賞騎乗を迎える。騎乗するジョブックコメンは、タレントの萩本欽一氏の所有馬(名義は萩本企画)。萩本氏にとっては2002年金鯱賞(アンブラスモア・17着)以来の、愛馬の重賞出走となる。

■シルクホースクラブ、2日連続重賞Vなるか
 昨日、セダブリランテスで中山金杯を制した一口馬主クラブのシルクホースクラブは、フェアリーSにも、ジーナスイートとプリモシーンという2頭の良血馬を送り込む。ジーナスイートには年男の内田博幸騎手。プリモシーンにはセダブリランテスと同じく戸崎圭太騎手が騎乗予定。絶好のスタートを決めた人気クラブの勢いに注目だ。

■リアファルがダート戦で復帰
 中山10R、ダート1800mのポルックスS(OP)に2015年の菊花賞3着馬リアファルが出走。昨年3月の金鯱賞を故障で回避して以来の復帰戦となる。元々ダートでは2勝を挙げているが、どんな競馬を見せてくれるか。鞍上は津村明秀騎手。

■京都メインは芝3000mの万葉S
 京都11Rは万葉S(OP)。芝3000mで行われる、新春の長距離戦だ。昨年1、2着のタマモベストプレイ、ラブラドライトらが出走する。また、明け12歳のサイモントルナーレはこのレース5度目の出走となる。

■エアウィンザー、連勝でオープン入りなるか
 京都10Rの寿S(1600万)にエアウィンザーが出走。これまで重賞以外では馬券圏内を外しておらず、前走の境港特別(1000万下)を単勝1.6倍の断然人気に応えて完勝した。明け4歳早々のオープン入りなるか。鞍上は岩田康誠騎手。

■中山6Rの新馬戦ではダイワギャバンに注目
 中山6Rの新馬戦でダイワギャバンがデビュー。父がディープインパクト、母が米GI馬ギャビーズゴールデンギャルという良血馬で、2016年セレクトセール1歳にて1億2420万円で落札された。田辺裕信騎手とのコンビで初陣を飾れるか。

■中山9R・サンライズSにアッラサルーテなど
 中山9Rは芝1200mのサンライズS(1600万)。エピセアロームの全妹アッラサルーテや、マイネルラクリマの半弟ロードセレリティなどがオープン入りを目指して出走する。

■キタサンタイドー、勝ち上がりなるか
 京都5Rの未勝利戦にキタサンタイドーが出走。父ブラックタイドで清水久詞厩舎の管理馬、そして鞍上が武豊騎手というのは、昨年末の有馬記念で引退の花道を飾ったキタサンブラックと同じ組み合わせ。これまで5戦して掲示板を外していないが、ここで勝ち上がりなるか。

■佐賀では佐賀記念ステップ・九州オールカマー
 佐賀競馬場では、16時55分(第11R)に九州オールカマー(S2)が行われる。1着馬に佐賀記念(JpnIII)への優先出走権が与えられるステップ競走だ。今回は中島記念3連覇を果たしたキョウワカイザーに断然の支持が集まりそう。順当勝ちを決めて、佐賀記念に向かうことができるか。

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