1/7(日)は中山・京都の2場開催。天候は中山が晴れ、京都が晴れのち曇りの予報となっている。
■毎年大荒れのフェアリーS
中山11Rは明け3歳牝馬による重賞、フェアリーS(GIII)。2012年から毎年必ず1頭は10番人気以下の馬が連対している大荒れのレースだ。今年は、アルテミスSで
ラッキーライラックと0.4秒差の
トロワゼトワルや、白菊賞で
リリーノーブルの2着だった
スカーレットカラーなどが出走する。
■藤田菜七子騎手、“欽ちゃん”愛馬で重賞獲りへ
そのフェアリーSでは、藤田菜七子騎手が
2018年初めての重賞騎乗を迎える。騎乗する
ジョブックコメンは、
タレントの萩本欽一氏の所有馬(名義は萩本企画)。萩本氏にとっては2002年金鯱賞(
アンブラスモア・17着)以来の、愛馬の重賞出走となる。
■シルクホースクラブ、2日連続重賞Vなるか
昨日、
セダブリランテスで中山金杯を制した一口馬主クラブのシルクホースクラブは、フェアリーSにも、
ジーナスイートと
プリモシーンという2頭の良血馬を送り込む。
ジーナスイートには年男の内田博幸騎手。
プリモシーンには
セダブリランテスと同じく戸崎圭太騎手が騎乗予定。絶好のスタートを決めた人気クラブの勢いに注目だ。
■
リアファルがダート戦で復帰
中山10R、ダート1800mの
ポルックスS(OP)に2015年の菊花賞3着馬
リアファルが出走。昨年3月の金鯱賞を故障で回避して以来の復帰戦となる。元々ダートでは2勝を挙げているが、どんな競馬を見せてくれるか。鞍上は津村明秀騎手。
■京都メインは芝3000mの万葉S
京都11Rは万葉S(OP)。芝3000mで行われる、新春の長距離戦だ。昨年1、2着の
タマモベストプレイ、
ラブラドライトらが出走する。また、明け12歳の
サイモントルナーレはこのレース5度目の出走となる。
■
エアウィンザー、連勝でオープン入りなるか
京都10Rの寿S(1600万)に
エアウィンザーが出走。これまで重賞以外では馬券圏内を外しておらず、前走の境港特別(1000万下)を単勝1.6倍の断然人気に応えて完勝した。明け4歳早々のオープン入りなるか。鞍上は岩田康誠騎手。
■中山6Rの新馬戦では
ダイワギャバンに注目
中山6Rの新馬戦で
ダイワギャバンがデビュー。父がディープインパクト、母が米GI馬
ギャビーズゴールデンギャルという良血馬で、2016年セレクトセール1歳にて1億2420万円で落札された。田辺裕信騎手とのコンビで初陣を飾れるか。
■中山9R・サンライズSに
アッラサルーテなど
中山9Rは芝1200mのサンライズS(1600万)。
エピセアロームの全妹
アッラサルーテや、
マイネルラクリマの半弟
ロードセレリティなどがオープン入りを目指して出走する。
■
キタサンタイドー、勝ち上がりなるか
京都5Rの未勝利戦に
キタサンタイドーが出走。父ブラックタイドで清水久詞厩舎の管理馬、そして鞍上が武豊騎手というのは、昨年末の有馬記念で引退の花道を飾った
キタサンブラックと同じ組み合わせ。これまで5戦して掲示板を外していないが、ここで勝ち上がりなるか。
■佐賀では佐賀記念
ステップ・九州オールカマー
佐賀競馬場では、16時55分(第11R)に九州オールカマー(S2)が行われる。1着馬に佐賀記念(JpnIII)への優先出走権が与えられる
ステップ競走だ。今回は中島記念3連覇を果たした
キョウワカイザーに断然の支持が集まりそう。順当勝ちを決めて、佐賀記念に向かうことができるか。