23日、香・シャティン競馬場で行われたクイーンエリザベスII世C(香G1・芝2000m)は、W.マーウィング騎手騎乗の3番人気イリデセンス Irridescence(牝4、南ア・M.デコック厩舎)がスタートから果敢に先頭に立ち、直線で外から追い込んだ4番人気ベストギフト Best Giftをアタマ差抑えて優勝した。勝ちタイムは2分02秒0(良)。さらに外から追い込んだ1番人気ウィジャボード Ouija Boardはハナ差の3着に敗退した。
勝ったイリデセンスは、父Caesour、母Meretricious(その父Dancing Champ)という血統の南アフリカ産馬。全姉にオーアS(豪G1)を制したパーフェクトプロミス Perfect Promiseがいる。昨年はSAフィリーズクラシック、ウーラヴィントンS(共に南アG1)を2勝し、南アフリカ最優秀3歳牝馬に輝いた。今年初戦となった首・ナドアルシバ競馬場で行われたバランシーン(4歳上牝、準重賞・芝1777m)を快勝。続くドバイデューティフリー(首G1)はパドック周回中に負傷し、出走を取り消していた。通算成績13戦8勝(重賞4勝)。