山本政聡騎手騎乗のタイセイファントム(右)がワットロンクンとの叩き合いを制して優勝した(提供:岩手県競馬組合)
8日、水沢競馬場で行われた第18回トウケイニセイ記念(4歳上・ダ1600m・1着賞金300万円)は、好位でレースを進めた山本政聡騎手騎乗の3番人気タイセイファントム(牡10、岩手・佐藤雅彦厩舎)が、直線で逃げた2番人気ワットロンクン(牡7、岩手・菅原勲厩舎)と競り合い、最後にこれをクビ差下して優勝した。勝ちタイムは1分41秒0(不良)。
さらに5馬身差の3着に7番人気アントニオピサ(牡9、岩手・佐々木由厩舎)が入った。なお、1番人気ヒドゥンブレイド(牡8、岩手・新田守厩舎)はアントニオピサから1.1/2馬身差の4着に終わった。
勝ったタイセイファントムは、父ファンタスティックライト、母タイキシャレード、その父Boundaryという血統。重賞はこれで2勝目。
【勝ち馬プロフィール】
◆タイセイファントム(牡10)
騎手:山本政聡
厩舎:岩手・佐藤雅彦
父:ファンタスティックライト
母:タイキシャレード
母父:Boundary
馬主:田中成奉
生産者:バンダム牧場
通算成績:65戦8勝(JRA60戦6勝・重賞2勝)