2017年度ロンジンワールドベストレースホースランキングがIFHA(国際競馬統括機関連盟)から発表された。2017年1月1日から12月31日までに出走した馬を対象とし、国際ハンデキャッパー会議で決定されたもの。115
ポンド以上の334頭がランク付けされ、日本馬は43頭が掲載された。国別ではアメリカ71頭、
オーストラリア55頭、イギリス48頭に次いで第4位で、115
ポンド以上に評価された頭数では、2015年と並んで過去最多となる。
2017年のラン
キングトップは2016年につづいて
アロゲート(米)で、レーティングは前年と同じ134
ポンド。ドバイワールドカップで高評価を得た。2年連続のチャンピオンは2011年、12年の
フランケル以来の快挙となる。
第2位は、2016年に第3位だったウィンクス(豪)で132
ポンド。2017年はコックスプレート3連覇を含む9戦9勝、2015年5月からの連勝を22としている。
第3位は
クラックスマン(英)と
ガンランナー(米)の2頭が130
ポンドで並んでいる。
クラックスマンは10月の英チャンピオンSを7馬身差で圧勝、
ガンランナーはブ
リーダーズカップクラシックなどG1を4連勝した。第5位は凱旋門賞を勝った牝馬
エネイブル(英)で128
ポンド、第6位は英インターナショナルステークスを勝った
ユリシーズ(英)で126
ポンドとなっている。
日本調教馬は、JRA賞年度代表馬
キタサンブラックが124
ポンド(対象レースは有馬記念1着)で第9位タイ、ジャパンカップを勝った
シュヴァルグランが123
ポンドで第12位タイ、宝塚記念を勝った
サトノクラウンが122
ポンドで第20位タイ、ジャパンカップ2着の
レイデオロが121
ポンドで第29位タイ、宝塚記念2着の
ゴールドアクターと阪神大賞典を勝った
サトノダイヤモンドが120
ポンドで第40位タイなどとなっている。
(JRA発表)