30日、東京競馬場で行われた6R・3歳500万下(芝1800m)は、菊沢隆徳騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝150円)アサクサゼットキ(牡3、美浦・河野通文厩舎)が道中は2番手を追走し直線に入り先頭に立つと、2番人気マルタカアーサーの追撃を1.1/4馬身差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分48秒9(良)。さらに5馬身差の3着には5番人気セタガヤフラッグが入った。
勝ったアサクサゼットキは、父タイキシャトル、母エアインセンス(その父サンデーサイレンス)という血統。半兄に04年CBC賞(GII)など重賞2勝のプレシャスカフェ(牡7、美浦・小島太厩舎、父ハートレイク)がいる。05年8月にデビュー、4戦目で初勝利。前走の山藤賞(3歳500万下)も1番人気に推されていたが、クビ差の2着に惜敗していた。通算成績6戦2勝。
京都6R・3歳500万下(ダート1800m)は、安藤勝己騎手騎乗の1番人気ナイキアースワーク(牡3、栗東・大久保龍志厩舎)が道中中団追走から徐々に進出し直線に入ると反応良く伸び、外から追い込んだ13番人気カネトシスティーブに3.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分52秒1(良)。さらに1.1/2馬身差の3着には2番人気ニシノロドリゲスが入った。
勝ったナイキアースワークは父ブライアンズタイム、母マジカルウーマン(父パラダイスクリーク)という血統。伯父に95年クリスタルC(GIII)を制したコクトジュリアン、98年京阪杯(GIII)を制したブラボーグリーンがいる。昨年12月の新馬戦でデビュー勝ち、2戦目の3歳500万下で2着に好走。前走の3歳500万下(阪神・ダート1800m)は3着だった。通算成績6戦2勝。