トヨタ自動車が「国の動きを止めるレース」メルボルンCのスポンサーに(写真は2015年のパレードの様子、(C)netkeiba.com)
オーストラリアのGI競走・メルボルンC(フレミントン競馬場、芝3200m)の新たなスポンサーがトヨタ自動車に決まったと、主催者のヴィクトリア・レーシング・クラブから13日に発表された。
「国の動きを止めるレース」と称されるメルボルンCは、開催当日が“メルボルンカップ・デー”として祝日となるほどの国民的行事。過去にはデルタブルースとポップロックがワンツーを決めるなど、日本馬も活躍している。
2004年からエミレイツ航空がスポンサードしてきたが、2017年をもって同社が撤退。2018年からの新たなスポンサーに決まったのがトヨタ自動車で、メルボルンCは同社の高級車ブランドであるレクサスの名を冠し、「レクサス・メルボルンC」として施行される。
当面の契約期間は5年で、レクサスはレースだけでなく、前日に市内で催されるパレードや、枠順抽選会なども含めて、イベントを包括的に後援することになる。
ヴィクトリア・レーシング・クラブは同時に、メルボルンCの賞金を増額するプランがあることも明らかにしている。メルボルンCの今年の総賞金は、後日発表になる予定。
※ 詳細は合田直弘氏のコラム「世界の競馬」をご覧ください