今年からGIIに昇格した桜花賞
トライアル・チューリップ賞。無敗の2歳女王
ラッキーライラックがここから始動する。本番に向けてどんな競馬を見せてくれるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■3/3(土) チューリップ賞(3歳・牝・GII・阪神芝1600m)
ラッキーライラック(牝3、栗東・松永幹夫厩舎)は3冠馬
オルフェーヴルの初年度産駒で、デビューから3連勝で阪神JFを制し、最優秀2歳牝馬に輝いた。鋭い決め手の持ち主で、前走と同じ阪神外回りなら休み明けでも不安はない。キッチリと勝って本番に向かいたい。
リリーノーブル(牝3、栗東・藤岡健一厩舎)は阪神JFで2着。最終的に
ラッキーライラックの末脚に屈しはしたものの、直線で一旦は抜け出すところを見せた。スタートが上手く、好位で立ち回れるレースセンスの高いタイプで、展開ひとつで逆転は十分に可能だろう。
その他、クイーンC5着からの巻き返しを期す
マウレア(牝3、美浦・手塚貴久厩舎)、フェアリーSで2着の
スカーレットカラー(牝3、栗東・高橋亮厩舎)、
フランケル産駒の
シグナライズ(牝3、栗東・藤原英昭厩舎)、新馬戦を快勝した
サラキア(牝3、栗東・池添学厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時35分。