【万哲の馬場予報】弥生賞(中山芝)「展開上は好位で運ぶ馬に分がありそうだが…」

2018年03月03日 18:30

展開上は前&内有利、好位で運ぶ馬に分がありそうだが…

 毎週欠かさず馬場に関する情報を収集し、自身の予想に反映させるというスポーツニッポンの“万哲”こと小田哲也記者が、“予想に役立つ馬場情報”をコンセプトに、重賞が開催されるコースについて、当週の降水量・前日のレース結果等を踏まえた主観的意見から、よりライブな馬場状態を解説する。

【弥生賞(中山芝の傾向)】
 土曜の芝は良馬場で終日開催。先週も触れた通り、2月に低温が続いた影響で洋芝の成長が遅く、3〜4コーナーと直線内寄りの回復が遅れている。芝が密に生え揃っている状況ではない。

 レース傾向は、先週とほぼ似ている。土曜は好位組が活躍していた。土曜は芝のレースは4鞍施行。勝ち馬の最終4コーナーの位置は「4番手、1番手、7番手、4番手」。6R・3歳未勝利戦は2番人気コスモレリアが逃げ切り、最終4コーナー2番手のグランサムが2着流れ込み。先週の中山記念も同じパターンで、一見傷んで見える内寄りを走っても力があれば粘りは利く。

 土曜メイン11R・オーシャンSでは前半3F33秒5で飛ばした6番人気ネロが3着と鼻差の4着に粘った。逆に、9R・潮来特別(中山芝2500m)は対照的に差し馬が上位を独占。内と外の馬場差はさほど感じない。

 弥生賞は逃げ馬不在でスローペースが予想される。展開上は前&内有利で好位で運びそうなサンリヴァルダノンプレミアムに分がありそう。ただ、展開無関係に差し込んで来そうな「大物」がいる気配も漂っていて…。

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