父に捧げる初勝利を果たしたスペシャルウィーク産駒サンメイコン(撮影:下野雄規)
28日、東京5Rの3歳未勝利戦(芝1400m・18頭)は、松岡正海騎手騎乗の3番人気サンメイコン(牝3、美浦・鹿戸雄一厩舎)がゴール前での叩き合いを制した。勝ちタイムは1分21秒2(良)。
1馬身差の2着には的場勇人騎手騎乗の18番人気プレイズラン。さらにハナ差の3着には、骨折から9ヶ月ぶりの復帰を果たした石川裕紀人騎手騎乗の、7番人気ダジボーグが入った。
サンメイコンは父スペシャルウィーク、母シナル(その父キングカメハメハ)という血統。芝のレースは9着に敗れた昨年12月の2歳新馬戦(中山芝1600m)以来だったが、昨日天国に旅立った父も得意としていた府中のターフで見事、父に捧げる初勝利を果たした。