サクソンウォリアーは英国クラシック三冠を意識(写真はベレスフォードS優勝時)
5日、イギリスのニューマーケット競馬場で行われたクラシック第1冠目の英2000ギニーを制し、日本産馬初の英国クラシック制覇の偉業を達成したディープインパクト産駒の
サクソンウォリアー(牡3、愛・A.オブライエン厩舎)。
オブライエン師が海外
メディアに語ったところによると、次走に予定している6月2日に
エプソム競馬場で行われる英ダービー(G1・芝2400m)では、英2000ギニーで騎乗したD.オブライエン騎手から主戦のR.ムーア騎手に手綱を戻す予定。
また、さらにその先として、イギリスの伝統的なクラシック三冠の英セントレジャー(G1・芝2900m)も視野に入れている。英ダービーも勝利し英セントレジャーに向かうとなれば、同馬を所有する
クールモアグループとしては、2012年にオブライエン厩舎の
キャメロットが英セントレジャーで2着となり、惜しくも逃した英三冠への挑戦となる。
サクソンウォリアーは父ディープインパクト、母は欧州2歳牝馬チャンピオンのメイビー、その父Galileoという血統。英ダービーではブックメーカー各社が同馬を1番人気としている。